- NFTについて詳しく知りたいんだけど、本を読む時間がなくて…
- 初心者でもわかるように専門用語を極力少なめで教えてほしい
このように思っていませんか?
そこで本記事では、NFTについて初心者でもわかりやすく解説しますので、誰でも3分で7割理解できるようになります。
具体的には、3分で読み切れる文字数と専門用語を極力使わない方法でご説明します。
という僕は、暗号資産をはじめて6ヶ月でNFTを初ゲットしました。
専門家ほどの知識はありませんが、初心者の立場になって説明することができるので、わかりやすいと思います。
※本記事では、アフィリエイト広告を利用しています。
目次
NFTとはデジタルデータ
NFTとは、簡単にいうと替えが利かないデジタルデータのことです。
NFTは「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の頭文字を取った略語で、直訳すると代替不可能なトークンという意味になります。
つまり、この世にひとつしかないデジタルデータに価値を持たせたのがNFTです。
たとえば、あなたがスマホで撮ったアイドルの生写真は簡単にコピーや複製ができるため、本物であることを証明できないので価値もありません。
一方、NFTは暗号資産と同じ技術を使って管理しているので、コピーや複製は不可能となり本物の証明ができます。
さらにわかりやすくいうと、NFTにはひとつずつにシリアルナンバーが付いているようなものです。
このため、唯一無二のデジタルデータがNFTということになります。
NFTと暗号資産の違い
ポイント
- NFTは・・・Non-Fungible Token(代替不可能なトークン)
- 暗号資産は・・・Fungible Token(代替可能なトークン)
上記の通り、NFTと暗号資産の違いは「替えが利くか利かないか」です。
たとえば暗号資産の場合、トークンは一緒なので基本的に同等の価値になります。
僕が持っている1万円分のビットコインと、あなたが持っている1万円分のビットコインは同じ価値です。
つまり、暗号資産は同じ価値のトークンが無数に存在しているデジタルデータになります。
一方、NFTは同じトークンは存在せず、唯一無二の価値がデジタルデータに付いています。
僕が持っている本を読んでいるネコのNFTと、あなたが持っている寝ているネコのNFTは価値が異なるのです。
少々ややこしいですが、NFTと暗号資産は「代替可能かどうか」という点が大きく違います。
NFTの特徴
ポイント
- 替えが利かないので希少価値がある
- 自由に売買できる
- 投資対象として注目を集めている
- さまざまなプラットフォームで利用できる
替えが利かないので希少価値がある
NFT最大の特徴は、唯一無二のデジタルデータなので希少価値があることです。
「希少性の高い物=価値が高い」ですよね。
世界に50台しかない車や国産のうなぎを使ったうな重などがいい例かと思います。
「少数」「珍しい」といった商品は希少性が高く、その分値段も高額です。
全世界でひとつしかないNFTも同様のことがいえます。
自由に売買できる
NFTも暗号資産と同じ技術を使われているので、自由にユーザー間で売買が可能です。
さらにNFTの場合は、誰でも作品を作成しインターネット上にあるNFT専用の店に出品することができます。
たとえば、あなたが”ひこにゃん”のようなかわいいネコの絵を描いたとしましょう。
出典:ひこにゃん公式サイト
難しい知識やスキル不要でNFT専用のサイトでデジタルデータをアップロードすれば、簡単にNFT化できます。
そして、ネコの絵が高く評価されたら高い金額で売れる可能性もあるのです。
このように、NFTは自由度が高いものといえるでしょう。
投資対象として注目を集めている
NFTは、希少性の高さから投資の対象として注目を集めています。
なぜなら、人気が上がれば高額取引されるからです。
実際に2021年3月、以下の2つのNFTが高額取引されて世界的なニュースになりました。
人名 | 職業 | 高額取引された物 | 取引額 |
マイク・ウィンケルマン | デジタルアート作家 | デジタル絵画 | 約75億3,000万円 |
ジャック・ドーシー | Twitter社のCEO | ツイート | 約3億1,600万円 |
このように、NFTを単にコレクションするのではなく、購入価格より高い値段がついたときに売って利益を得ることも可能です。
また、三菱UFJのアンケート調査によると、NFTを所有する目的は1位「コレクション」、2位「値上がりによる利益」となっています。
結果、NFTに投資する投資家が増え、注目度も高くなっています。
さまざまなプラットフォームで利用できる
NFTの規格に合ったプラットフォームなら、どこでも利用できます。
たとえば、テレビゲームの「ドラクエ」で使用しているキャラクターは「FF」では使用できませんよね。
さらに、ゲームをすべて攻略してしまうとレベル99のキャラクターの利用価値も終わってしまいます。
NFTの場合、NFT化されたキャラクターを購入すれば違うゲームでも利用できるのです。
NFTの種類
NFTの主な種類
- アート
- ゲーム
- スポーツ
- メタバース
- 音楽
- ファッション
- トレーディングカード
NFTと一言でいっても、上記以外にもさまざまなジャンルがあります。
特に人気があるNFTをご紹介します。
アート×NFT
アート作品をNFT化したものを「NFTアート」と総称されます。
NFTの名を世に広めたのがNFTアートで、話題性が高くもっとも多くの人が所有しています。
ゲーム×NFT
NFTとゲームが融合することで、ゲーム業界に革命が起こりました。
ゲーム内のキャラクターやアイテムをNFT化することで、別のゲームでも遊べますし、飽きたら売ることもできます。
ここでは、有名なNFTゲームをご紹介します。
国内のNFTゲームを代表する「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」です。
通称マイクリは、取引高と取引量で世界1位を記録したRPGゲームです。
ゲームの内容は、歴史上の英雄をモチーフにしたキャラクターでパーティーを組んでダンジョンに挑み敵を倒しながら進んでいく王道のRPGです。
しかし、キャラクターと装備アイテムがNFT化されていて、プレイヤー同士で取引ができます。
一昔前のゲームでは考えられなかったことです。
ゲームは、NFTにより革新されたといえます。
スポーツ×NFT
スポーツ業界にも暗号資産・NFT関連の企業によるスポンサー契約や事業進出が加速しています。
もともとは、プロ選手のトレーディングカードをNFT化することからはじまり、現在では以下のようにたくさんのコンテンツがあります。
- 画像
- 動画
- チケット
- ファントークン
メタバース×NFT
メタバースとは
インターネット上の仮想空間
メタバースといわれる仮想空間でも、NFTは取引されています。
仮想空間なので、NFTの対象はすべてで自由自在に売買が可能です。
たとえば、仮想空間内の土地や不動産、メタバース用のアバターやメタバースそのものがNFTとして取引されています。
音楽×NFT
音楽業界で現在主流なのが、サブスクです。
NFT音楽はサブスクのさらに先のサービスとして注目されています。
40代以上ならわかると思いますが、音楽は以下のように変化してきました。
レコード→カセットテープ→CD→MD→データ(MP3など)→配信・サブスク
音楽も昔と違い、今ではパソコンで作るのが一般的です。
音源をNFT化すれば、誰でも簡単に販売できます。
ファッション×NFT
ファッションといっても実際の服や靴などではなく、メタバース空間の自分の分身であるアバター用とお考えください。
唯一無二の服をアバターに着させて、自分らしさをアピールすることが可能です。
最近では高級ブランドでおなじみのルイヴィトンやグッチ、大手スポーツメーカーのアディダスもNFTに参入し大きな話題になりました。
NFTファッションは「ファッションの新しいフロンティア」と表現され、今後ますます注目を集めるでしょう。
トレーディングカード×NFT
今までのトレカは紙ベースが主流でしたが、近年はNFTトレカが盛り上がりをみせています。
その理由のひとつに、日本のアイドル業界が参入しはじめたことが大きいです。
実際に「ももいろクローバーZ」「SKE48」などのアイドルグループがNFTトレカを発売しています。
また、ジャニーズ事務所も参入を発表しており、近いうちにNFTトレカが発売されるでしょう。
NFTの特徴を活かしたNFTトレカならではの楽しみ方は、今後さらに増えていくと予想されています。
まとめ|NFTは今後あなたの生活すら変える
NFTは「代替不可能なトークン」という意味を持ちます。
特徴は以下の通りです。
メモ
- 資産性がある
- 希少性がある
- すべてデジタルなので無形体
現在はまだまだ知名度も低く限られた分野で活用されていますが、今後は幅広い分野での活用が予想されています。
スマホのようにNFTが生活の一部になることもあり得るでしょう。
今のうちに少しでもNFTについて勉強しておけば、将来必ず役に立ちますし投資で儲けることもできますよ。
41歳|HSP|ビットコインとイーサリアムを保有|NFT(LLAC)保有|愛猫の千尋(ちーちゃん)を溺愛|
20代に製造業を転々とし30代で物流業を転々|トータル20社以上転職を繰り返す。39歳に自分はHSPだと知る。暗号資産とブログで1億稼ぎ人生を引退するのが目標。愛猫とのんびり穏やかに暮らしていくのが夢。